お知らせ
チケット予約
施設空き状況・予約

29年度ルネ鑑賞モニターレポート①「これはあなたのもの」

«前のページへ戻る

5/18(木)演劇「これはあなたのもの」に寄せられたルネ鑑賞モニターレポートを抜粋でご紹介します。

久々の衝撃でした。演劇を鑑賞するのも久々でしたが、こんなに「重い複雑な内容」と真摯に向き
合ったのも久々でどっと疲れました。
最初の10分はまず演劇空間に自分の心を重ね入れるのが精一杯。
後は複雑な「心同士の葛藤」について行くのに四苦八苦でした。
それでも最後まで耳を澄ませ、舞台に釘付け状態でした。
戦争に対する意見はそれぞれの世代で大きなギャップがあると感じていましたが、今回の公演で
益々その感が増しました。
何より戦争を体験した世代にとっては、語るに語れない辛い思い出があり、それを語れない事自体
が一生の心の傷になっていることがよくわかり、「戦争の悲しみの深さ」を感じました。
八千草薫さんの声を荒げる事もない静かな語りが「戦争への怒り」を益々増幅させ我々に伝わって
きて、私たち一人一人の人間としての生き方の根本を問われた感があります。
世界がグローバル化して日本も”島国だから“とノホホンとしていられない時代が迫って来ています。
「国境が線一本で区切られ、明日はどの国籍になるか??」など心配したことがない我々も、
「地球人として正しい倫理規範」をしっかり持って生きていかねばと考えさせられました。
最後に一言。幕間のコーヒーが美味しかったです。リフレッシュして後半を楽しめました。
(60代女性モニター、後方中央席で鑑賞)

 

「これはあなたのもの」とは何だろう、と思いながら見ました。私も勿論そうですが、日本人には
なかなかヨーロッパにおけるユダヤ人の迫害の歴史は、分かりにくいものがあります。アンネの日
記やアウシュビッツなどほんの少ししか知りません。高校時代の世界地図に確か、ポーランド、ド
イツ、ユーゴなどが、第一次大戦から第二次大戦の前後にずいぶん変わったような記憶があるが、
それはロシアやドイツなどにより翻弄されたと記憶している。舞台はウクライナのある都市で暮ら
したユダヤ人3世代家族の物語で、息子や孫がお祖母ちゃんの体験談を少しづつ引き出していくと
ころが見どころだ。そして「あなたのもの」は何かが示される。
俳優では何といっても八千草薫が素晴らしく、そして相変わらず可愛らしい。音量や照明は適当で
舞台装置も良かった。ただしこの施設の構造上やむを得ないのでしょうが、舞台が始まってすぐ、
少し遅れてきた人がいたが、案内は問題ないが階段の段差が大きいためか、かなり辛そうに席まで
移動していたのが気になった。
(60代男性モニター、後方中央席で鑑賞)

 

今回の公演鑑賞で初めてルネこだいらに足を運びました。
第一印象は、交通アクセスが良く、外観が綺麗で施設も充実しているという印象を持ちました。
本日私が鑑賞した席は、下手よりの前から4列目でした。
少しサイドから見る感覚ですが、出演者の方の生声が聞こえやすく、とても良い席であると感じま
した。
逆に後ろの方に声が届いているのか、心配になる場面もありました。
また、送風が直接顔に当たる位置にあり、コートとストールを最後まで脱がずに鑑賞しました。
休憩中ほかの方も寒いとおっしゃっていました。
会場の温度調節はとても難しい問題かと思いますので、来場者には温度調節可能な服装で
来ていただくようご案内するのも良い方法かと思いました。
内容について、観る前にあらすじを読んでいて、重たい内容なので心して観ないといけないな
と思っていたのですが、心が沈み続ける場面だけでなく、主人公の明るくひたむきな場面に心が救
われました。
また、開演前・休憩終わりにポップな合いの手があったのも、心休めによかったです。
ホロコーストは、学生時代に授業で必ず習う内容であり、知っているつもりでいましたが、
特定の人物・家族による語り部によってより理解を深められたように思いました。
二階建てになっている演出も効果的で、現在と過去の対照が際立っていました。
パンフレットを購入しましたが、今後、新国立劇場などでも上演されるということを知り、
質の高い演劇を地元で観ることが出来たという満足感も得ることが出来ました。
(20代女性モニター、下手前方席で鑑賞)

5/18演劇「これはあなたのもの」公演詳細は、こちら