2021年度ルネ鑑賞モニターレポート①「東京佼成ウインドオーケストラ小平公演」

2021年5月16日(日) 東京佼成ウインドオーケストラ小平公演に寄せられたルネ鑑賞モニターレポートを抜粋でご紹介します。
コロナの感染が始まり、個人としては1年半の間は公演鑑賞を自粛してきました。
コロナ以前の世界を懐かしんでなのか、あるいは半年または1年先の安心に暮らせる世界を待望してなのかは判りませんが、久しぶりに管楽器が天井の光を反射して金色に輝く姿には感動いたしました。

まさに、苦しい時に、芸術の持つ力は偉大です。
精神的にも経済的にも苦しい中、今だからこそ、コロナ対策をしっかりして公演を続けて皆を元気づけていただけたらと思います。

公演自体に関しては、管楽器は仕方が無いにしても、打楽器の演者はマスクが可能ではないかと言う議論もあるかもしれない。ただ、私としては、この一瞬ぐらいはコロナを忘れたいと思っているので、全員がマスクなしで舞台に立っていることは嬉しいです。
また、演奏も素晴らしかったのですが、指揮者の和田さんの会話がとても愉快で、かつ、曲の説明が判りやすくて素人でも十分に理解し堪能できました。

会場に関しては、座席を1つずつ開けていることで同伴者同志が離れて会話がしにくい環境のため、とても静かで快適に鑑賞することができました。これは、アフターコロナにおいても同伴者は別席だと料金を割引くなどのインセンティブで、静かな観客席を作る参考になるのではないかと思います。
(60代 男性モニター)
小さく輝く雫が集まり、大きな水滴として輝き出すように、透明感ある音色が会場内を埋め尽くすようなステキな時間を過ごすことができました。
一曲一曲鑑賞する度に、笑顔が溢れたり、ゾワゾワと不思議な気持ちになってみたりと、改めて音楽という芸術が人の心に響くものだと感じました。

呼びかけに関しては、休憩後など定期的にスタッフの方がパネルでの感染予防を伝えることで、とても安心して鑑賞することができました。

座席に関して、今回2階席で鑑賞したのですが、初めて鑑賞される子連れや年配の方だと座席1段事の急勾配に不安を感じる方がいるのでは?と思いました。ファミリー、子連れ鑑賞おすすめ席。シニア鑑賞おすすめ席。など、あらかじめ座席表に線で囲まれたものなどあれば、初めて鑑賞される方でも席を選ぶ際の参考にもなるし、優しさが感じられ、安心して鑑賞に来れる気がしました。

会場内もとても広くキレイに掃除が行き届いており、鑑賞が無い日時などリモートワークのシェアワークスペースとして利用してみたいとも思いました。
(30代女性モニター)
5月16日 東京佼成ウインドオーケストラ小平公演の詳細は、こちらのページをご覧ください。
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