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29年度ルネ鑑賞モニターレポート⑨新日本フィルハーモニー交響楽団「幻想交響曲」

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11/5(日)フレッシュ名曲コンサート 新日本フィルハーモニー交響楽団「幻想交響曲」に寄せられたルネ鑑賞モニターレポートを抜粋でご紹介します。

「フレッシュ名曲コンサート」の名目どおり、指揮者も奏者も若々しく、実に清々しい公演でした。
指揮者の三ツ橋敬子さんは1980年生まれの37歳と我が息子より若い指揮者ですが、小柄で美しい女性にもかかわらず指揮棒を持った途端「実に男前」!!
力強く豪快でありながら、軽やかに優しくとワクワクさせる指揮力に「日本の未来も捨てたもんじゃ無い」と感動しました。
二曲目の「メンコン」を制覇したのも1993年生まれの若きヴァイオリニストの坪井夏美さん。
J/Roccaを手に舞台に登場した姿は目を見張るほど初々しく華奢な姿でしたが、弾き始めた途端その技量に圧倒されました。
しかもとても楽しんで演奏しているのが見て取れ、「若き新進音楽家達の競演」=「フレッシュ名曲コンサート」の題目通りの素晴らしい演奏でした。
ベルリオーズの幻想交響曲は管楽器や打楽器の出番が多く、音の多彩なところも楽しめました。(「祈りの鐘」を舞台裏まで行って鳴らしたのは、演劇的で面白かった)特に、プログラムに【各楽章の解説】を載せて頂いたのでとても分かりやすく、「今どういう場面か」よく理解し想像力を駆使して演奏を楽しめたので助かりました。
アンコールのメンデルスゾーン「夏の夜の夢」より「スケルツォ」は三ツ橋さんの楽し気な指揮に若い奏者達がこれまた楽しそうにノリノリでとても素敵でした。
「フレッシュ名曲コンサート」という企画を今回初めて知りましたが、実に素敵な企画で、特に「新進音楽家の発掘、育成を図ることを目的として開催するものである」という趣旨は大賛成です。
帰りの電車で今演奏を終わったばかりの若者達が手に手に楽器を持って乗り込んできましたが、どの若者たちもとても充実したいい顔をしていました。
ぜひ未来のある若者たちにその力を発揮できる場を用意してあげれればと心から思いました。
(60代女性モニター、2階席前方で鑑賞)

 

今日見た観客は皆満足して帰ったことだろう。それ程三ツ橋敬子さんの指揮は素晴らしかった。穏やかに登場してタクトを構え、息を止め、そしてタクトをリズミカルに振る。たったこれだけのことなのに何か他の指揮者とは違う。それは観客との一体感だと思う。タクトをしなやかに扱い、体全体を使い後ろから見ていても指揮者の表情が伝わってくる。オーケストラも徐々に乗ってくる。ヴァイオリン協奏曲では体をソリストにやや向け、ソリストと対話しながらタクトを振る。まるで姉が妹に語り掛けるようだ。ソリストも気分よく実力を発揮できることでしょう。この指揮者とは是非また一緒にやりたいと思うはずだ。曲はどれも素晴らしく感動的でした。特に「幻想交響曲」はドラマを見ているような錯覚に陥り、体が曲に合わせて自然に動きだした。その余韻に浸っている最中、アンコール曲の演奏前や、アンコール曲の演奏後に舞台と観客が同化しているその時に、席を立って帰った観客がいたのは残念だった。
(60代男性モニター、1階席で鑑賞)

 

今回は、私の苦手分野のクラシック音楽鑑賞日でした。耳にした曲であっても作者と曲名が合致せず、この年齢まで無知を通してきてしまったので、予習が必要な分野となりました。そんな素人の私でも「ヴァイオリン協奏曲ホ短調」は圧巻でした。日頃、職場の中高生達の吹奏楽部のコンサートでも感動する事が多かったのですが、弦楽器の奏でる高音の痺れる様な美しさには息を飲みました。正しくこの曲は、ヴァイオリンの美しさを表現する為に生まれた代表作と実感しました。
この日は、指揮者もソロのヴァイオリン奏者も若手の女性でしたが、パワフルでワイルドで21世紀を代表する女性達はスポーツ界だけでなく音楽界においても実在する事実を知りました。また今回は、一流の新日本フィルハーモニー交響楽団の演奏を生で聴く機会に恵まれ、日頃は鑑賞と言えば、ほとんどが視覚から入る情報が、今回は聴力を研ぎ澄まして心に刻み込むという普段とは異なる回路での鑑賞が私にとっては新鮮でした。やはり五感を働かせることは大切ですね。
また苦手分野に飛び込んだ事により、配布された予告のパンフレットに11/23(祝)「音楽の絵本」を拝見して、3歳の孫と一緒に音楽鑑賞デビューをさせようとなり早速前列2番目が一席だけ残っていましたので購入して帰りました。プログラムから曲名がわかりましたので、あと2週間位はあらかじめ音楽を聴かせて予習をさせておこうと思っています。また帰宅した昨晩は、フッとTVを付けたら、たまたま21時からNHK-EテレでN響第1867回定期公演の「ヴァイオリン協奏曲ベルク」を放送していて、以前ならチャンネルを替えていた私が、ついつい今回の演奏と比べて聴き入っている自分に気付いて、大きな習得であったと感じました。
(50代女性モニター、1階席で鑑賞)

11/5フレッシュ名曲コンサート 新日本フィルハーモニー交響楽団「幻想交響曲」の公演詳細は、こちら