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30年度ルネ鑑賞モニターレポート⑤劇団かかし座「長靴をはいたねこ」

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8/26(日)劇団かかし座「長靴をはいたねこ」に寄せられたルネ鑑賞モニターレポートを抜粋でご紹介します。

・今回は2018ルネこだいら夏休みフェスタの子どもたちへの芸術プログラムのひとつなので、正午過ぎ早めに行き様子を見させてもらいました。2階エントランスロビーでは科学館コーナーがあり、アーティストパフォーマンスもあり親子連れが楽しんでいる姿を見ていたら開場の時間になりました。
・中ホールは全席指定で親子連れがほとんどであった為だと思いましたが、ホールに入るとすぐそこに女性二名のスタッフがいて、席まで案内してくれました。とても親切丁寧なサービス対応を来客者の親子連れにしている姿に大変感心しました。開演5分前に案内アナウンスがあったにも関わらず、開演がお知らせもなく7分遅れたことは残念でした。隣の子供はなかなか始まらず心配して親に聞いてました。
・劇団かかし座の公演は今回が初めてなので、どのような内容かとても興味がありました。勿論プロの影絵も生で見たことはありませんでしたので尚更でした。
・すぐ物語が始まると思っていたら、出演者全員が登場し手を使った動物の影絵の作り方をレクチャー。周りの子供達は皆真似してチャレンジ。親と話しながら楽しみながら挑戦している。子供をステージにあげてやらせる場面もありで、とても微笑ましい光景がみられ参加型の舞台の素晴らしさを再確認しました。
・日本初の影絵専門劇団の影絵パフォーマンスを堪能でき、しばし童心にかえった時間を過ごせました。
・子供達にとっても夏の楽しい思い出になったはずと確信が持てる公演であった。
・余談ですが15時からの吹奏楽コンサートも鑑賞し楽しい夏の午後でした。
(60代男性モニター)

 

ルネこだいらの夏休みフェスタには子供と一緒に昨年から参加していて、今年も楽しみに参加しました。今年は「小平子ども劇場」に入会したことで、夏休みフェスタが、ルネこだいらと子ども劇場で、長い期間をかけて準備してこられているということも分かり、期待感が高まっていました。朝から、ファンファーレ、上の子は楽器体験、下の子は「どうぞのいす」、白梅の広場、武蔵野美術大学の広場、多摩六都科学館の遊び、子ども劇場の工作、等々楽しみました。
「長靴をはいたねこ」は沢山の親子で満席状態でした。最初に、手影絵のショーがありました。ステージのスクリーンは少し高い位置にあり、その下から演者さんたちの腰から下がみえるようになっているのがとても良かったです。音楽に乗って次々に繰り広げられ、影絵の動きが美しく、またスクリーン下から見える役者さんたちの躍動感あふれる連携した動き、大人が見ても本当に見事で、子供たちも大いにひきつけられていました。手影絵でたくさんの動物が登場し、中には演者さんたちの手に加えて頭も用いて表す白鳥など、とても面白かったです。見ていると、やってみたい、どうやるのかな、と好奇心がわくのが影絵の良いところだと思いました。手影絵ショーの後には、手影絵をいくつか教えてくれたので、良い展開で、大人も子供も夢中になって、教わった手影絵を試していました。定番の「カニ」だけではなく、少し難しい「フクロウ」も教わり、映してみたいなという気持ちになりました。
その後、いよいよ「長靴をはいたねこ」が始まりました。~三人兄弟の末の弟は、お父さんがなくなった時、兄たちに家を追い出されてしまいます。飼っていた猫だけをあてがわれて。この猫が主役。なんとしゃべれるということが分かり、末の弟とやりとりします。機転をきかせて、弟を「カラバ侯爵」と名付け、王様の所へ毎日おみやげを持って通い、お姫様と結婚させるのです。~ストーリーも面白いのですが、影絵の見せ方がやはり興味深かったです。長靴をはいてお城へ歩いていく猫を表すときは、長靴を中心に大きく足元の動きが見えることで、臨場感が高まります。猫の生き生きとした動き、王様の雰囲気、末の弟の動きなど、どれも影絵ならではの魅力がありました。後半に出てくる「人食い鬼」はやはり画面いっぱいに大きく映し出され、子供たちは怖さを感じたようで息を呑むような雰囲気でした。その後小さなネズミになって猫に食べられてしまうというのが、影絵で一層分かりやすく、楽しかったです。最後のお城の影絵もとても美しいものでした。また、影絵を操りながら台詞や歌も4人の演者さんたちが演じ、その質も高く、臨場感を持って伝わってきました。
影絵に対して今回鑑賞するまで私は、「昔からある原始的な地味なもので子供は飽きてしまうかも?」と勘違いをしていましたが、今回鑑賞してみて、とても素晴らしい一つの芸術であり、その美しさや躍動感、人が演じることで伝わってくる良さは、他にはない魅力だと思いました。動画やテレビなどが溢れる時代でも子供達が大いに楽しんでいたことを見ると、こういう心に残る芸術体験を子どもたちはたくさんしてほしいと思いました。
物語の後には「バックステージツアー」も用意されていて、大変多くの子どもたちが会場に残り、ステージに上がってスクリーンの後ろ側を見せてもらったり、スクリーンの前を通らせてもらったりできたのもとても貴重な体験だったと思います。
(30代女性モニター)

 

初めての劇団かかし座のイベントを鑑賞する機会を得た。夏休み中であり親子連れの観客が多数を占めていた。子供向けのイベントと思い込んで臨んだが結果は大外れであった。心に触れるところ大の印象である。76歳にしてカルチャ大ショックを受けた。イベント開始前の舞台装置は大きな紙芝居仕立てだけであった。これで2時間近くの時間をどのよう使ってゆくのか興味深々であった。演技が始まった瞬間で気がつきました。単なる影影ではなく躍動的な滑らか且つスピーデーな動きがスクリーンに出現し目を見張った。まさしく生きている動的な手影絵である。手絵影とは思えない、幼少時のインドネシア影絵絵本の印象と重なりその違いに驚かされた。その動的な影絵が移動・集合して顔を構成し眼、口の動きをつけるなど驚き印象的であった。まさしく動く手影絵である。アニメ動画に比較出来る技術である。これを4名の男女で演じているのであるから驚きである。指先、腕曲げ技等の巧みな組み合わせである。よくもこのような技を考えたものと感心する。この4人の演者が舞台で説明した事ではかかし座特有も含めて100種類の手影ポーズ絵があると説明していた。ビックリである。子供達を舞台に呼び込んでレクチャーしていたが当人達には良い思い出となった事と思う。以上が前半の印象である。
本題に入り『長靴をはいたねこ』の芝居に入る。これも又背景画、手影絵、多影絵活用、プロジェクター利用による拡大投射等技術を駆使して4人の演者が衣装替え、セリフ動作を駆使して物語を進めて行く演技は素晴らしい物であった。本当に疲れる演技だと思う。大人としてもついつい引き込まれる時間であった。子供なら更さらなり。良いイベントであったと思う。親子連れ客の多さにもかかわらずじっと静かに見入っている様子であった。猛暑の中良い時間を過ごす事が出来た。
ただし、会場は冷房温度が利きすぎていた様です。小生も終演近くには体感しました。適切な温度コントロールは、省エネにも繋がり制御はぜひ必要と思います。職員さんも体感されては如何でしょうか?ご一考願います。
(70代男性モニター)

8/26劇団かかし座「長靴をはいたねこ」の公演詳細は、こちら