ルネ鑑賞モニター
チケット予約
施設空き状況・予約

2019年度ルネ鑑賞モニターレポート⑤「劇団四季ミュージカル エビータ」

«前のページへ戻る

9/1(日)劇団四季ミュージカル エビータに寄せられたルネ鑑賞モニターレポートを抜粋でご紹介します。

私はミュージカルが好きで色々な作品を観てきましたが劇団四季の『エビータ』はまだ観たことがなかったのでとても楽しみにしていました。
ステージの背景のセットはシンプルなのですが、セットが少し移動し、照明の当たり方が変わるだけでそれぞれの場面、景色が見えてくるようでした。2階席からはステージの奥まで見わたせるので、各キャストの動き、ダンスが楽しめました
ストーリーは日本から遠い国アルゼンチンの、1946年に就任したペロン大統領の夫人エバの33年の人生を描いたもので、舞台は彼女の棺が運ばれてくるところから始まりました。上流階級の人々から回収した資金により貧しき人々を助け、エビータと呼ばれ国民から愛されていたファーストレディの死に国民は悲嘆にくれているなかで、チェという男性だけは冷ややかで、エビータは国民を裏切り栄華をむさぼっていたと告白をし、そこから遡ります。田舎町の私生児で、貧しく育ったエバはブエノスアイレスに出て、ファーストレディへと昇っていきます。その野心、行動力、意思の強さなど魅力的な女性を見事に演じていました。時々、背後の壁に映された映像はエビータご本人だったのでしょうか。とても美しい女性でした。
『アルゼンチンよ泣かないで』は『エビータ』のテーマソングだったと今更ながら知りました。
今も曲が耳に残っています。
ここからは余談です。
劇団四季は『キャッツ』、『オペラ座の怪人』、『ライオンキング』、『美女と野獣』、『ウィキッド』、『マンマ・ミーア』…その演目は多く、ロングランもあり見応えたっぷりです。
私が劇団四季のミュージカルを初めて見たのは、40年も前の小学5年か6年生の時でした。小平市の教育事業の一環だったのだと思いますが、市内の小学生が観劇しました。それは『むかしむかしゾウがきた』でした。
まだ、ルネもなく、会場は高校の講堂だったのではないかと思います。とても楽しく、とても衝撃的でした。
帰りのバスで、翌日からの教室で、何度も何度も、みんなでテーマソングを「みん~な、みんな、同じ命、みん~な、みんな、同じ温もり」と歌っていたことを覚えています。
子供の頃の感動が、今、ミュージカルを楽しむ人生につながっているのだと思うと、小平市の教育の取り組みを自慢に思います。
劇団四季は「こころの劇場」活動をされているようです。今も小平市がミュージカルを楽しむ教育事業を続けていることを期待します。
(50代女性モニター、2階席で鑑賞)

 

劇団四季は2003年にマンマ・ミーアを観て以来のミュージカル、エビータを観てきました。
ルネ小平に到着する前、関係者搬入口では、普段見かけない大型の輸送トラックが何台か停まっていました。多くの舞台装置をはるばる運んできたんだろうな、と思いました。
18:30開演の今回の公演、座席は2階席後方でした。座席を探すのに英字の何列目の後の座席番号を探すのに少し苦労しました。表示が小さくて見づらいのと、列の右側から行くのが近いのかそれとも左側かなどがわかりづらく、他にも椅子の下の方の表示にぐっと顔を近づけ座席を探している人、案内の係の人に聞いている人など、開演五分前でも座席についていない方が結構いらっしゃいました。特に2階席は段差も急で何度も上ったり下りたりするのは大変なので、もう少し表示がわかりやすいといいなと感じました。
公演はエビータ役の島原さんのよく通る高く美しい歌声、ペロン役の北澤さんやチェ役の飯田さんの伸びのある迫力のある歌声をはじめ出演者の方々の圧巻の歌唱力とキレのある動きや、踊りに終始圧倒されました。
出演者の多い場面でもどの人の動きにも無駄がなく、人の配置のバランス、踊りながら歌いながらピタッと整った動き。技術の高さを感じました。
劇中何度も流れた「共にいてアルゼンチ-ナ」は、耳にとても心地よく、劇団の仲間達への想い、演出を手掛けた浅利さんを悼んでしっとりと歌い上げられ、心に響きました。
今回は舞台を二階後方から見下ろす感じだったので、残念ながら出演者の表情は細かくは見えなかったのですが(あいにくオペラグラスも持ち合わせておらず・・・)、その分ステージ全体を見渡せて、効果的な照明や舞台装置の動きを興味深く見ることができました。劇中、話の流れを止めることなく舞台装置が動いていて、ステージ上の円形に沿って配置された壁が内容に合わせ自在に動き、ある時は壁に映像が映し出され、会話中に出てくる国の国旗の色に合わせて円形の縁取りの部分の色も変わったり、何枚も組み合わされた鏡で人物を効果的に映し出したりと、あっと驚く演出がいっぱいでした。喜び、悲しみ、孤独、高揚感、団結心など、様々に移り変わる人間の気持ちを舞台装置と光の演出で巧みに表現していて素晴らしかったです。
どの場面も洗練されていて完成度の高い舞台で、“静”で始まり華やかな場面があり再び“静”で幕を閉じました。
終演後、再びルネの関係者搬入口をふと見ると、舞台装置を片付けるためにヘルメットをかぶって待機するスタッフが20名近くいらっしゃいました。たくさんの人の手でこの迫力ある舞台はできているのだなと感じました。
(40代女性モニター、2階席で鑑賞)

 

9/1劇団四季エビータ公演の詳細は、こちら