2021年度ルネ鑑賞モニターレポート④「東京吹奏楽団コンサート」

2021年10月10日(日)東京吹奏楽団コンサートに寄せられたルネ鑑賞モニターレポートを抜粋でご紹介します。
緊急事態宣言が解除され、感染者数も激減して穏やかな気持ちを取り戻しつつある今日この頃です。時期としては既に秋も深まってきていますが、これから春を迎えるようなわくわくした気持ちに相応しいイベントでした。
吹奏楽団の演奏は学生時代、特に高校・大学時代に野球の応援などで良く聴いてはいましたが、プロによる生の演奏を聴くことは初めての機会でした。
オーケストラとしてのバランスも個々人の能力も素晴らしく、クオリティーの高さに感動いたしました。さらに、2階席の前の方の座席のおかげで舞台の全体が見渡せるとともに、指揮者のみならず演者の一人一人の動きや表情までが見渡せて一つのショウとしても最高に楽しめました。
また、途中で指揮者を会場から募集する、地元の中高生に演奏に参加してもらうなど観衆へのサービス、地元への還元にも心遣いもなされており驚きました。
学生時代の吹奏楽部とは当然ながら比較にならないレベルですが、世の中にはそのことを知らない人も多いことかと思いますので、多くの方に接していただく機会を作ることが良いと思います。
特に、前年に似たような演目のチケットを購入されたお客さまにはプッシュ型の宣伝をメールなどでおこなうなどの企画も必要かと思います。

最後に、冬になりまた感染が拡大する可能性もあり、つい気持ちも緩むこのタイミングこそがコロナ対策の重要性が求められます。本日もきちんと対策はなされてはいましたが、今後も警戒感を維持していくことが必要かと思います。
(60代男性モニター)
久しぶりの公演で、楽しみにしていた。
席は一席空けて、ほとんど埋まっていた。年配の一人で観に来ている方も多かった。
始まるまで、ピンクのパンフレットを眺めている人も多かったが、お連れ様がいる方は開演まで喋っている人が多く、近くで会話されると、コロナが収まってきたとはいえ、気になった。
舞台裏から音が聞こえてきて、臨場感が高まった。
始まる前に分散退場のアナウンスとプレートをもって認知してもらうのは良いと思う。
開演1,2分前に入ってくる人も多かった。
一曲目から元気な曲で明るい気持ちになり、聞きに来てよかった、と思った。曲の説明もあって、どこを楽しめばよいか素人でも分かった。曲もどれも素晴らしかったが、指揮者の喋りが面白くて、飽きなかった。曲の説明をわかりやすく、面白くしてくれたのでより楽しめた。もっと聴いていたいと思う演奏だった。
サムソンとデリラよりバッカナールという曲は題名は知っていたものの聴いたことがなくて、今回聴くことができて、うれしかった。生演奏を聴くことができて、曲の説明もあって、より楽しめた。曲名は知っていても、まだ聴いたことのない曲を実際に聴くのはとてもうれしい体験だと感じた。
指揮者体験もどんなものかと思ったけど、進行も上手で、楽しかった。会場全体で盛り上がっているのが伝わった。
合同演奏では、高校生も一緒に演奏していて、若い人たちを応援したい気持ちになった。
今回の公演でも、素晴らしい演奏を聴くことができ、指揮者の話も楽しくて、素敵な時間を過ごすことができた。
(30代女性モニター)
10月10日 東京吹奏楽団コンサートの詳細は、こちらのページをご覧ください。
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