2022年度ルネ鑑賞モニターレポート⑫「東京消防庁音楽隊小平特別演奏会」

2023年3月9日(木)「東京消防庁音楽隊小平特別演奏会」に寄せられたルネ鑑賞モニターレポートを抜粋でご紹介します。
大ホールはほぼ満席でした。
チケット代無料のためか2000人の応募が有り抽選で1200名が選ばれたとのでしたが、
この一年鑑賞モニターをさせていただいたおかげで、そのような苦労もせずに(知らずに)
演奏会を鑑賞することができたことに改めて感謝申し上げます。

観客の年齢層はやはりシニア層が多く、その中にちらほら中年層若い人も見かけられました。
皆さん吹奏楽がお好きのようで、楽器の話やどの楽器の演奏者が上手など
楽しそうに話をしている声が聞こえてきました。

奏者の中には体格がすごくいい人が多かったので、普段は消防本来のお仕事をされているのかな?
音楽隊専属というわけではないのかな?と疑問に思い帰宅後HPを見たところ、
専属での働き方はないとのことでした。
それならば尚のこと、個々の楽器の練習や合奏練習にはご苦労が多いのではと思いました。

カラーガーズ隊が加わると、賑やかさ華やかさと共に演奏もさらに高まりました。
旗さばきはお見事!丁度手元がよく見えるいい席でしたので、目で耳で楽しむことができました。

ホールの扉脇にタイムテーブルが掲示されていて、休憩時間等の流れが把握できてよかったです。

館内はいつも清潔に保たれていて気持ちがいいです。
トイレも清掃は行き届いていますが、便座が冷たいのは寒い時期は特に辛いですね。
改修も中々難しいことが今日のお話でわかりました。

地元に根付いて市民に気軽に活用してもらえるように、
しかし又、専門性深い内容を求めるニーズにも答えられるようにと、
スタッフ皆さまがたゆみなくご苦労されていることに、心より感謝申し上げます。

この一年鑑賞モニターをさせていただいたおかげで、自分では選ばないような
色々なジャンルの鑑賞ができましたことに、感謝申し上げます。ありがとうございました。
(60代女性モニター)

オープニングにふさわしい力強い曲から始まり最後まで活気ある内容の演奏会でした。
2曲目の「おもちゃ箱のファンタジー」は、擬音を用いてファンタジーを描いていて、作曲家・高橋宏樹さんの〝おもちゃが動き出す世界を表現したかった″との言葉に裏付けされているような楽しい曲でした。

サクソフォンのソロ演奏もあり、起伏に富んだ第1部になっていたように思います。
第2部のカラーガーズ隊の登場は単調になりがちなブラスバンドに華やかさと変化を与え、観ていてとても楽しいものでした。
また曲目も馴染みの曲が多く、特に「昭和アイドルコレクションⅡ」は、青春時代を彷彿させてくれ、カラーガーズ隊の笑顔、衣装替えもとても良かったです。

途中キュータ君(着ぐるみ)の『教えて消防ショータイム』もよい企画で、消防庁のこういう活動は、これからも続けていってほしいと改めて感じました。
今回は平日昼間の公演でしたが、園児や小学生に聴かせて観せてあげたい内容だと思いましたので、休日の昼間に催されれば、より多くの人々に喜んでもらえたのではと思います。
人気のある音楽隊なので、なかなか難しそうですが、頑張っていただけると嬉しいです。
(60代女性モニター)
3月9日 東京消防庁音楽隊小平特別演奏会の詳細は、こちらのページをご覧ください。
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